漫画:1/釣りキチ三平
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ、記念すべき第1回目は・・・
『釣りキチ三平』というタイトルの漫画です。
よる作品で、コミックスでは、全65巻+番外編2巻に
なっています。
この作品の登場が、釣りブームを飛躍的に加速させたと言わ
れるほどで、そういう私も『釣りキチ三平』を読んでから、
釣りに興味を持ち、夢中になり、趣味の1つとしていまだに
釣りへ行っています。
今まで読んできた・・・
そして、今でも読んでいる数限りない漫画の中で、
この作品は、私の中では不動のBEST・1位にランクイン
しています。
毎回、同じ魚を釣って・・・はい終わり!。。。という味気
ない釣り漫画とは違い、様々な対象魚のエピソードが豊富で、
時折出てくる作者による釣りの仕掛けやその魚の習性・
釣り方などの解説コーナーもあったりして参考にもなり、
また人間模様を交えながらのストーリー展開も、続きが気に
なるように上手く練られているなと思います。
また、釣り人としてのマナーや自然に対しての畏怖の念と
自然破壊への警鐘などのメッセージも盛り込まれています。
ストーリーは、秋田県の山間部に住み、釣りが大好きな
天才釣りキチ少年と言われる 三平 三平(みひら さんぺい)
が、日本国内の川・沼・湖・海を中心に、時には世界を
舞台として、春夏秋冬、楽しみながら様々な対象魚に
アイデアを駆使して挑戦していく釣り漫画です。
物語の主人公:三平を中心に、三平の祖父である一平
(いっぺい)じいさん、風来坊釣り師:鮎川 魚紳
(あゆかわ ぎょしん)、三平の幼馴染である通称:
ユリッペ(少女)、三平を師匠と仰ぐ少年:正治
(まさはる)達をメインにして、単に釣りをするだけでは
なく、他の登場人物達との触れ合いなどを通しながら、
三平の生い立ちや魚紳の過去、行方不明になっている三平の
父親の捜索過程なども描かれています。
エピソードの一部として・・・
鮎釣りを始め、ヘラブナ釣り/渓流釣り/幻の魚:滝太郎/
毛バリ・ルアー釣り/海釣り/キャスティング評議会/
九州では有明海のムツゴロウ/巨鯉/古沼の大怪魚/
カナダのサーモンダービー/ハワイのブルーマーリン/
東北地方の冬ならではのユニークな釣り方・・・などなど、
その他のエピソードも盛り沢山。
そして、物語の最終章では、一平じいさんが他界してしまい
ます。唯一の肉親を失った、三平のその後は・・・
思いもよらない意外な展開になっています。
(読んでのお楽しみ♪ ということで・・・)
『釣りキチ三平』という超大作の釣り漫画を通じて、
私自身、最後に・・・
開発や環境破壊、または外来生物の侵入などによって、
安心して釣りを楽しめる場所がどんどん減っている昨今、
三平の最後の言葉こそが、すべての釣りキチ共通の想い
なのではなかろうか・・・と感じています。
この『釣りキチ三平』は、釣り好きな人にはもちろんのこ
と、釣りには興味がない・知らないという方でも、漫画と
してなら楽しめる作品じゃないかな?・・・と思います。
余談として・・・
後半は、コミックスの発行部数がどんどん少なくなっていっ
た事もあって、中古本市場でも値が高く、なかなか入手困難
な状況になっています。
ましてや、最終巻となる65巻は、プレミア価格というんで
すかね。。。え?この1冊で・・という位のとてつもない値
になっています。もう~ビックリです。
そして、連載終了から18年の時を経て・・・
『釣りキチ三平・平成版』全12巻が出版されました。
作者自身、最初は続編は書かないつもりだったそうです
が・・・?
そして、そして・・・
『釣りキチ三平』連載開始から45周年の記念作品
として・・・
2018年4月24日発売の ” イブニング ” 10号から、
原作:矢口高雄/漫画:立沢克美による、
釣りキチ三平外伝『バーサス魚紳さん!』というタイトル
で、新連載が始まりました。
<祈願 日本一周釣行脚>の誓いを背にした、
あの伝説の風来坊釣り師:鮎川 魚紳を主人公に迎え、
ファン待望の奇跡のCOME BACKです!
矢口高雄先生による画風ではないですが、
それほどの違和感は感じないんじゃないでしょうか?・・・
それでは、この辺で・・・
少しでも参考にしてもらえれば幸いです。
興味がありましたら、一読してみて下さいね。
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では、ごきげんよう・・・