漫画:29/わが青春のアルカディア
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・
今回は、『わが青春のアルカディア』という、
アニメコミックスです。
この作品は、1982年7月に公開された、
原作:松本零士による、長編アニメーション映画
『わが青春のアルカディア』を再構成したもので、
全4巻になっています。
★旅路の終りに、人はみな想う。
青春こそ、理想郷(アルカディア)だったと・・・
これは、キャプテン・ハーロックの若き日の、
戦いと愛と冒険の物語です。。。
そして、ハーロック一族の先祖にさかのぼる、
3つの時代のハーロックが登場します。
航空探検家であり、人生の老年期に苦楽を共にした
スタンレー山脈へ挑むところから、この物語は始まります。。。
そして、この大先祖が遺した冒険紀こそ、
<わが青春のアルカディア>と呼ばれるもので、
ハーロック一族のバイブルとして、代々読み継がれていた。。。
ことも、当時、大きな話題になりました。。。
それより、千年余の時が過ぎ・・・
変わり果てた戦艦:デスシャドウ号を操船して、
イルミダス制圧下の地球に投降した。。。
「俺たちの負けだ。全ては終わったのか・・・
今は黙って食うしかない。俺たちは負けたが、
亡びたわけじゃないからな・・・」
そして酒場で、ハーロックとトチローの運命の出会い!
この2人には、遠い先祖までさかのぼる遺伝子の中に、
ある共通体験にもとづく同じ記憶があったのだ。
その記憶をさかのぼり・・・
ーーーー 時は、第二次大戦中 ーーーー
それは、1000年の時を越える友となる、
ハーロックⅡ世とトチローの先祖:大山敏郎との
数奇な出会いだった。。。
そして、
ーーーー 時は現代に戻り ーーーー
トチローとエメラルダスとの運命的な出会い!
ハーロックが生涯で唯一愛した女性:マーヤとの再会/
宇宙への旅立ち/悲劇の星:トカーガ星への救援/
エメラルダスの頬の傷跡の謎/宇宙のスタンレーの魔女
と呼ばれる、プロミネンスの炎の河への挑戦/
再度、地球への帰還の理由/ハーロックたちへ、地球
からの永久追放宣言/最愛の人:マーヤとの別離/
宇宙への旅立ちの決意/エメラルダス号の赤いドクロの
旗の由来・・・などなど、内容盛り沢山!
そして、イルミダス地球占領軍司令官である、ゼーダとの
一対一の死闘!
宇宙で待ち構えるイルミダス艦隊との戦闘などを経て・・・
我々は決して何にも祈りはしない!
他人の助けを求めもしない!
二度と他人の旗の下に、戦うことはしない!
我々は己が信じるものの為にだけ・・・
我々の旗の下にだけ・・・
生涯をかけて戦い続ける。。。
俺達の世界は、この全宇宙だ・・・!!
ーーーー 俺の旗の下に、俺は自由に生きる ーーーー
『わが青春のアルカディア』・・・
私の中では、いつまでも色あせることのない、素晴らしい
作品の1つでもあります。
映像で観る方が、臨場感もあり最高なのですが・・・
観ている時間がない・・・時とか、
ある場面だけをちょっと観たい・・・時とかに、
こういうコミックスがあれば、何かと便利なんですよね(笑)
それでは、この辺で・・・
興味がありましたら、
一読?・・・一観?・・・してみて下さい。
尚、本業が多忙につき、思うようにすきま時間が取れない為、
更新が激減中です。。。ご了承ください。。。
では、ごきげんよう~
漫画:28/心霊探偵 八雲 ~VISUAL FILE~
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・
今回は、『心霊探偵 八雲 ~VISUAL FILE~』
というタイトルの作品です。
これは、2010年に発行されています。
※以前にアップした、
『心霊探偵八雲~赤い事件ファイル~』という
ファンブックは、八雲という作品自体のコンセプト
や世界観などが中心としての作品だったのに
対して・・・
今回の『~VISUAL FILE~』は、
アニメ版/舞台版での八雲ファンのファンブック
になっています。
注意:漫画ではありません。。。
斉藤八雲とは、猫である。
猫みたいに丸くなって眠り、猫みたいに気まぐれで、
秘密基地みたいな部屋にひとりで暮らしている。
誰かを待たせることがあっても、自分は決して待たず、
そのくせ、困っている人を見過ごせない。
その赤い左眼で、死んだ人間の魂を見ることができるが、
ことばを交わすだけで、何もしてやれないと、
時に、自分の無力さに唇を噛み、絶望しても、
幾重もの雲にはばまれながら、なお差してくる光のように、
希望を見つけることをやめない。
苦しみや辛さをひとりで抱え込む姿は、
見ているとなんだか切なくなってしまう。
本当は寂しがりやの「猫」なのだ。
さて、気になるコンテンツはーーーーーーーーーーーー
① 八雲という人物
アニメ版八雲役:小野大輔さんや、
舞台版第2作目からの八雲役:中村誠冶郎さんの
本人写真入りの豪華インタビュー!
② 八雲にかかわる人々
アニメ版小沢春香役:藤村歩さんや、
舞台版第3作目の小沢春香役:松本若菜さんの
本人写真入りの豪華インタビュー!
・・・その他。
③ 八雲の事件簿
アニメ版全13話のストーリーを、多数の場面
カットを使用しつつ、詳細に解説。
また、物語の筋を追うだけではなく、設定画を
使ったキャラクター説明や、八雲に焦点を当てた
コラムなど、じっくりと読みたくなる内容が
盛り沢山。アニメ版八雲の世界を徹底解剖!
④ 心霊探偵八雲~ショートストーリー~
「公演初日」著:神永学/イラスト:小田すずか
原作:神永学による、文庫未収録小説!
また、小田すずかによる描き下ろしイラスト!
⑤ TVアニメスタッフのインタビュー
監督:黒川智之と
シリーズ構成・脚本:川崎ヒロユキの
スペシャル対談!
また、音楽担当:R・O・Nへのインタビュー!
⑥ 八雲と舞台
2010年12月19日に公演を終えた第3作目
『心霊探偵八雲 魂をつなぐもの』を中心に、
舞台版八雲の世界に迫ります!
また、ある日の稽古場として・・・
人気役者陣のオフショットなども多数掲載!
⑦ 原作:神永学へのインタビュー!
~新しい刺激が、執筆に返ってくる~
ーーーーーー以上の内容になっていますーーーーーー
この作品は・・・
アニメ版/舞台版八雲は、まだ観たことがないという人も、
そして、アニメ版/舞台版八雲ファンの人でも楽しめる、
八雲の魅力が濃密に凝縮された1冊だと思います。。。
※余談ですが・・・
マンガ本の整理を少しばかりした時に、
たまたまこの作品が出てきたので、ついでと思い、
今回アップすることに至りました。。。
私のコレクションとなっている八雲関連は、一応
これで全てだと思いますが・・・(他に、あるかも?)
何しろ、マンガ本の整理に関しては、ほとんど
手付かず状態で・・・ぶっちゃけ、
全てを把握しきれていない状況です。(汗)
これから、マンガ本の整理をしていった矢先、
自分事ですが、懐かしさが甦るような・・・
いつの頃の・・・どんなマンガが出てくるのか?・・・
という楽しみはありますが・・・ね。(笑)
過去に数回、全処分を繰り返したのにもかかわらず・・
とんでもない量のマンガが、いつの間にか溜まって
いることに・・・
そして、今まで読んできたマンガの量にも、
改めて驚いている、今日この頃です。
” マンガ道 ” ~果てしなしですね。。。
それでは、この辺で・・・
興味がありましたら、一読してみて下さいね。
では、ごきげんよう~
漫画:27/雷神 ~ Rising ~
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・
今回は、『雷神 ~ Rising ~』というタイトルの漫画です。
2000年から、週刊少年マガジンに連載された、
作者:真船一雄による作品で、
コミックスでは、全4巻になります。
’90年代、最強のチームと呼ばれる、
トロント・ブルー・インパルスのトライアウト
(入団テスト)に、一人の男が彗星のごとく現れた。。。
その名は、シバタ・イナズマ !
サウスポーで、97マイル(155キロ)を投げるという、
ドラフトや全米のスカウト網にさえ引っかからなかった、
貴重な逸材である。
「ドラフト指名や高額契約なんか問題じゃない。トライアウト
から始めることに意義がある。一番低いこの場所から、
トップリーグにまで這い上がる。それが、俺の野球だ!」
という考えのもと、ここから、シバタ・イナズマの
メジャー挑戦への物語が始まります。。。
ピッチングコーチからの報告を受け、ブルー・インパルスの
超大物GM(ゼネラル・マネージャー)である、
ジェフリー・キャッシュマンが現れる。。。
この男こそ、この物語のカギを握るキーマンである。
イナズマのピッチングフォームや指の反り具合・名前を聞いて、
驚愕した彼は・・・
隣のグラウンドで打撃練習をしていた、
メジャー屈指のスラッガー:ボビー・ジャクソンとの
対決を命じた。。。
「見事、打ち取ることが出来たなら、入団の件を考えよう」と。
果たして、どのような勝負になるのか・・・?
その後、祖父の墓前で報告をしているイナズマの所へ、
キャッシュマンGMが現れ、
「お前とは契約をしない。野球を続けたいのなら、
ウィンランドへ行け」と言い残す。。。
イナズマを「アメリカ野球界に必要のない男」とまで言い切る
キャッシュマンGMは、
なぜ?・・・ウィンランド行きを命じたのか・・・
その思惑とは・・・?
また、イナズマとの繋がりはあるのだろうか・・・?
そして、半信半疑ながらも、ウィンランドへ向かった
イナズマだが・・・
待っているのは、破滅か・・・それとも・・・
ウィンランドのチーム:ブラックスを訪れたイナズマ。。。
(インディペンデント)で、年間100敗を記録するような
独立リーグの中でも最下位・・・
しかも、練習さえしない選手ばかりのチームだった。。。
あきれ果て、立ち去ろうとしたイナズマだったが・・・
自分に用意されたユニフォームの背番号がきっかけで、
入団を決意!
その背番号とイナズマを結びつけたものとは何なのか・・・?
運命の歯車が、この場所から動き始めていきます。。。
だが・・・イナズマの入団を認めない選手たちから、
一人対十人という無茶なテスト(トライアウト)要請が出され、
いざ、勝負することに・・・
意気込むイナズマだが・・・
しかし彼の肩は、ルーズショルダーという致命的な
時限爆弾を背負っていた。。。
ドクターからは、徹底した球数制限を守り、一日に30球以上
投げてはならないと常々、言われていたのだ。
そんな状況での、一人対十人の対決!
イナズマは、どのような勝算をもって、このトライアウトを
乗り越えようとするのか・・・?
ーーーーーー開幕戦スタートーーーーーー
新監督には、トム・ウルフという謎の人物!
その監督は、どんな思惑をもって、意外ともいえる
スターディングオーダーを決め、何を狙っているのか?
果たして、オープニングゲームの勝敗の行方は・・・?
他に・・・
一度、メジャーに引き抜かれた男:ケント・アイヴス
突然のアントニオ・アルバレスの解雇/ブラックスオーナー
の交代劇・・・などなど、内容盛り沢山です。
そして、エキジビジョンマッチとして・・・
インディペンデントリーグのブラックス
VS
MLB世界一のブルー・インパルスとの対戦!
この試合には、チーム:ブラックスの価値を・・・
存在を・・・そして、生き残りをかけた、
勝たなければ明日はない!という意味が込められています。。。
さらに・・・
ルーズショルダーという時限爆弾を背負っている、
イナズマの運命/ライジングボールの真実/奇跡の肩/
メジャーリーガーの誇り&執念・・・なども盛り込んだ、
読み応え満載の試合内容になっています!
勝敗の行方はどちらに・・・? 意外な結末が。。。
そして、新たに最大の大問題発生!
イナズマやチームメイトたちは、どうなるのだろうか・・・?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時は過ぎ・・・
エクスパンションチームとして、MLBに参加することになった、
アリゾナ・ブラック・ダイアモンズの誕生!!
その初代GMには、あのジェフリー・キャッシュマン。。。
記者会見で彼は、「いまだかつて、誰も見たことのないような
強いチームを・・・MLB史上最高のチームを作り上げてみせる。
来年の開幕戦でお会いしましょう」・・・と、宣言!
果たして、そのチームメンバーとは・・・?
私自身の感覚では・・・
この作品のような最終回は、感動を伴う好きな終わり方の
1つに入っています。
全4巻という少ない巻数でありながらも、
ギッシリと詰まっている濃い内容で、読み応え抜群だと
思います。
もしかしたら・・・
隠れた名作の部類に入るのではないでしょうか・・・!?
オススメしたい漫画です!
それでは、この辺で・・・
興味がありましたら、一読してみて下さいね。
では、ごきげんよう~
漫画:26/クニミツの政(まつり)
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・
今回は、『クニミツの政』というタイトルの漫画です。
2001年から、週刊少年マガジンに連載された、
原作:安童夕馬/漫画:朝基まさしによる作品で、
コミックスでは、全27巻になっています。
主人公は、 " 武藤 国光 " (以降~は、クニミツと記入)
中学中退ではあるが、「日本は俺が変える」という
志をもち、故郷をあとにする。。。
そして、伝説的政治家だった坂上竜太郎の息子である、
元・県会議員の坂上竜馬の下で、政治の勉強をしながら
秘書として、新千葉ヶ崎市の市長選挙を戦っていくという、
小さいオツムに、どでかい心を持っている、
クニミツの波乱万丈・世直し物語です!
いずれ、日本のドンと言われることになる、この男の
「政(まつり)」の舞台への、なが~~~い道のりは、
関東のはじっこに位置する田舎町:新千葉ヶ崎市から
始まったのである。。。
唖然となるクニミツ・・・
居候先の坂上家は、万年金欠&事務所は今日も
ノー天気状態。。。
手始めとして、坂上家の借金返しや市長へ立候補するため
の供託金集めから奔走することに。。。
いわれた候補者たちを、次々と当選させてきたという、
現役の高校生ながら、天才的な選挙参謀とも言われている
「 吾妻 光明 」 を自陣へ迎え入れる為、彼の高校へ
潜り込んでしまうというハチャメチャぶり。。。
そして、吾妻から選挙参謀受諾の条件として出された、
ある立候補者を生徒会長に当選させること!
をクリアするべく・・・
まずは、生徒会選挙での奮闘を描く、
クニミツ高校編のスタート!
・
・
・
いよいよ舞台は、市長選挙へ・・・
対立候補者には、最有力候補の東大法学部出身のエリート
である、「 不破 俊一 」を筆頭に、
元・県会議員の「 水城真紀 」・・・その他の候補者たちも
次々と名のりをあげてくる。。。
ストーリーは・・・・・・・・・・・・・
支持者集め/ビラ作り/
市長選の前哨戦として、野外講演会イベント編/
こうして私は騙された・・・という、坂上陣営:猿渡秘書の
泥沼地獄編/クニミツの世直しゴーストバスター!?編/
インチキ宗教ツボ教団編/悪徳政治家の非情なる策略編/
小学校で生徒と教師たちを世直しする、課外授業編/
各候補者たちの決起集会パーティ編・・・
・・・などなどその他、内容盛り沢山になっています!
また、クニミツと新聞記者である「 佐和真澄 」との関係も
目が離せません。。。
そして、新たな役者・・・
不破陣営に入った、< 怪物秘書 >という異名を持つ、
「 久城 龍也 」の登場!
クニミツとは、どういうつながりがあるのか・・・?
さらに、過去、選挙戦の表には決して姿をあらわさない
ナゾの人物・・・伝説の覆面参謀:阿修羅の登場!
その狡猾極まりなく、手段を選ばない様々なやり口。。。
その正体とは・・・?
そして、ついに始まる、悪徳政治家の退治編・・・
また、教育や農業&農薬問題・医療&薬害問題なども、
盛り込まれています。
ついに激突! 不破 vs クニミツの論戦対決!
不破は、クニミツという男をどう分析したのか・・・?
またしても、
猿渡秘書が問題を起こしてしまう、借金地獄編。
東大卒のエリートというカタいイメージの殻を打ち破った、
敵候補である、不破の更なる進化!
必見の価値ありです。。。
また、クニミツの同級生:久仁子の出現と不破の接近で、
クニミツと佐和の関係が微妙に揺れ動いてしまう・・・
複雑に絡んだ、糸の行方は果たして・・・?
選挙参謀:吾妻 VS 怪物秘書:久城
の様々な戦略の果てに・・・
ーーーーー ついに、市長選挙開幕 --------
白熱の選挙戦の中、大きな圧力に立ち向かうジャーナリスト
の戦いも始まります。。。
長くて短い一週間!
次々と繰り出される、坂上・不破の両陣営の秘策!
さらに・・・台風の目になるであろう、
思わぬ伏兵候補:徳川みずほの参入。。。
そして、訪れる決着の時・・・
果たして、新千葉ヶ崎市長に当選するのは、誰なのか・・・?
・
・
・
乞う・・・ご期待!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
市長選挙終了から一週間後・・・
坂上竜馬から、秘書であるクニミツへの突然のクビ宣告!
一体、なぜ・・・? 坂上竜馬の想いとは・・・
とてつもなく落ち込んでしまうクニミツ。。。
その後、クニミツは、どのような行動を起こすのだろうか・・・?
この作品は、ボリューム満載で飽きのこない、読み応え抜群の
面白い選挙漫画になっています!
そして、クニミツの少年時代を描いた、『~夢のはじまり~』
と、底辺中学校からの脱出、『クニミツ一日校長記』
の特別番外編2本も収録されています。。。
最初は、政治(選挙)ものということで、カタいイメージも
あり、とっつきにくいのかな?と思いましたが・・・
そこは、安童&朝基先生コンビによる作品・・・
読み始めるとついつい引き込まれていってしまいました。。。
選挙戦での様々な戦略や、クニミツの奇想天外な発想など、
とても面白く、この作品は、市長選挙のみで終了してしまった
のが、残念に思えるほどです。。。
もし・・・その後の、クニミツが政治家になる過程とかの続編
でもあったら、ぜひとも読んでみたいな~
関連情報ですが・・・
2003年、『クニミツの政』のテレビドラマが
放送されました。
主演:押尾 学による全11話で、原作とは大幅に違う
オリジナル設定になっています。。。
現実の政治の世界にも・・・
クニミツのように、国をまるごと飲み込んでしまえるような、
大きな期待のもてる・・・
でかいスケールを持った器の人物が・・・
ぜひとも現れて欲しいものです。。。
それでは、この辺で・・・
興味がありましたら、一読してみて下さいね。
では、ごきげんよう~
漫画:25/ゴタ消し ~示談交渉人 白井虎次郎~
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・
今回は、『ゴタ消し~示談交渉人 白井虎次郎~』という
漫画です。
2008年から、スーパージャンプにて連載された、
作者:大沢俊太郎による作品で、
コミックスでは、全9巻になっています。
※ゴタ消しとは、あらゆる種類のゴタ(揉め事・
争い事・いざこざ・ごたごたなどの俗語)
において、依頼人本人に代わって問題解決に
務める闇世界の示談交渉人のことである。
警察は動いてくれない・・・
弁護士の助けもあてにならない・・・ような、
被害者のために、見事な交渉術で問題解決に安値で動く
不敗のゴタ消し:白虎(通り名)こと、白井虎次郎が
主人公の物語です。。。
正当防衛/遺産相続/浮気離婚/ストーカー/ブラック企業
・・・などなどの、誰にでも十分、起こりえそうな
ストーリーが盛り沢山です。
あらゆる本の山に埋もれながら、狭い部屋で日々、
知識を蓄える続ける白井虎次郎!
虎次郎は言う・・・
犯罪の被害にあって、「自分は悪くないのに・・・」って
泣いても、被害が消える事はない。
一人一人が知識を身につけるしかない。自分や大切な人を
守るために・・・っと。
白井虎次郎は、元外務省の外交官で、< 影の切り札>と
言われた男である。。。
その表舞台のエリートが、なぜ・・・
裏社会でゴタ消しをしているのか?
その原因となったのが、ルキニア共和国で起きた、
テロリストによる「大使館人質立てこもり事件」。。。
その事件で、人質救出のためにテロリストと交渉をした
虎次郎だが・・・
交渉を成功させたにもかかわらず、テログループは虎次郎の
妻子を誘拐し、そのまま行方をくらましてしまう。。。
そして、ルキニア事件には裏が多く、生き証人である虎次郎は
事件後、公安の最重要監視人物となっている状況にある。。。
果たして、その ” ルキニア事件 ” の全貌とは・・・?
そんな中、テロリストの首謀者だった男が、ルキニア共和国の
新しい国家元首となって、日本に来日・・・
その名は、セアド・バジ!
高い情報収集能力と優れた頭脳による行動分析、
常人をはるかに超えた洞察力を兼ね備えた
< 千里眼のバジ >と呼ばれる男である。。。
バジが日本に来日した本当の目的とは・・・?
そして、虎次郎との接触はあるのだろうか・・・?
妻子を救出するために・・・
いつか、ルキニアに乗り込み、バジと再び対決(交渉)する
日を目指し・・・
様々な場数を踏み、交渉力を磨き続ける虎次郎!
公安の監視を振り切り、ルキニアへはどのように密入国
するのか・・・?
そして、バジとのハイレベルでの交渉力対決は、
いつ訪れるのだろうか・・・?
日々、腕を磨き続ける虎次郎の、様々なゴタ消し依頼から
目が離せない漫画です!
特に、法律や心理学のテクニカルな解説、かけひき・・・
等とかに興味がある方には、オススメの作品です。。。
ただ、残念なことに・・・
最終巻となっている9巻に、
「ゴタ消しは当巻で、第一部完結となります。続きは必ず
描きますので待っていて下さい。」とありますが・・・
これは、連載していた雑誌( スーパージャンプ )が、
休刊したための煽りを受けての打ち切り状態という形に
なっている状況です。。。
しかし、問題のその続きは、未だに・・・ですが・・・
果たして、本当に描くことがあるのか・・・?
いつになるのやら・・・と、
私自身、かすかな希望を残しつつ、
車田正美先生の打ち切り未完となってしまった、
あの ” 男坂 ” (30年の時を経て復活!)みたいに、
いつの日か?・・・
描かれるのを待ちわびている今日この頃です。。。
余談ですが・・・
2011年に、『示談交渉人 ゴタ消し』という
テレビドラマ化がされました。。。
それでは、この辺で・・・
興味がある方は、一読してみて下さいね。。。
では、ごきげんよう~