漫画:25/ゴタ消し ~示談交渉人 白井虎次郎~
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・
今回は、『ゴタ消し~示談交渉人 白井虎次郎~』という
漫画です。
2008年から、スーパージャンプにて連載された、
作者:大沢俊太郎による作品で、
コミックスでは、全9巻になっています。
※ゴタ消しとは、あらゆる種類のゴタ(揉め事・
争い事・いざこざ・ごたごたなどの俗語)
において、依頼人本人に代わって問題解決に
務める闇世界の示談交渉人のことである。
警察は動いてくれない・・・
弁護士の助けもあてにならない・・・ような、
被害者のために、見事な交渉術で問題解決に安値で動く
不敗のゴタ消し:白虎(通り名)こと、白井虎次郎が
主人公の物語です。。。
正当防衛/遺産相続/浮気離婚/ストーカー/ブラック企業
・・・などなどの、誰にでも十分、起こりえそうな
ストーリーが盛り沢山です。
あらゆる本の山に埋もれながら、狭い部屋で日々、
知識を蓄える続ける白井虎次郎!
虎次郎は言う・・・
犯罪の被害にあって、「自分は悪くないのに・・・」って
泣いても、被害が消える事はない。
一人一人が知識を身につけるしかない。自分や大切な人を
守るために・・・っと。
白井虎次郎は、元外務省の外交官で、< 影の切り札>と
言われた男である。。。
その表舞台のエリートが、なぜ・・・
裏社会でゴタ消しをしているのか?
その原因となったのが、ルキニア共和国で起きた、
テロリストによる「大使館人質立てこもり事件」。。。
その事件で、人質救出のためにテロリストと交渉をした
虎次郎だが・・・
交渉を成功させたにもかかわらず、テログループは虎次郎の
妻子を誘拐し、そのまま行方をくらましてしまう。。。
そして、ルキニア事件には裏が多く、生き証人である虎次郎は
事件後、公安の最重要監視人物となっている状況にある。。。
果たして、その ” ルキニア事件 ” の全貌とは・・・?
そんな中、テロリストの首謀者だった男が、ルキニア共和国の
新しい国家元首となって、日本に来日・・・
その名は、セアド・バジ!
高い情報収集能力と優れた頭脳による行動分析、
常人をはるかに超えた洞察力を兼ね備えた
< 千里眼のバジ >と呼ばれる男である。。。
バジが日本に来日した本当の目的とは・・・?
そして、虎次郎との接触はあるのだろうか・・・?
妻子を救出するために・・・
いつか、ルキニアに乗り込み、バジと再び対決(交渉)する
日を目指し・・・
様々な場数を踏み、交渉力を磨き続ける虎次郎!
公安の監視を振り切り、ルキニアへはどのように密入国
するのか・・・?
そして、バジとのハイレベルでの交渉力対決は、
いつ訪れるのだろうか・・・?
日々、腕を磨き続ける虎次郎の、様々なゴタ消し依頼から
目が離せない漫画です!
特に、法律や心理学のテクニカルな解説、かけひき・・・
等とかに興味がある方には、オススメの作品です。。。
ただ、残念なことに・・・
最終巻となっている9巻に、
「ゴタ消しは当巻で、第一部完結となります。続きは必ず
描きますので待っていて下さい。」とありますが・・・
これは、連載していた雑誌( スーパージャンプ )が、
休刊したための煽りを受けての打ち切り状態という形に
なっている状況です。。。
しかし、問題のその続きは、未だに・・・ですが・・・
果たして、本当に描くことがあるのか・・・?
いつになるのやら・・・と、
私自身、かすかな希望を残しつつ、
車田正美先生の打ち切り未完となってしまった、
あの ” 男坂 ” (30年の時を経て復活!)みたいに、
いつの日か?・・・
描かれるのを待ちわびている今日この頃です。。。
余談ですが・・・
2011年に、『示談交渉人 ゴタ消し』という
テレビドラマ化がされました。。。
それでは、この辺で・・・
興味がある方は、一読してみて下さいね。。。
では、ごきげんよう~