漫画:27/雷神 ~ Rising ~
ど~も~、マーヤです。
” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・
今回は、『雷神 ~ Rising ~』というタイトルの漫画です。
2000年から、週刊少年マガジンに連載された、
作者:真船一雄による作品で、
コミックスでは、全4巻になります。
’90年代、最強のチームと呼ばれる、
トロント・ブルー・インパルスのトライアウト
(入団テスト)に、一人の男が彗星のごとく現れた。。。
その名は、シバタ・イナズマ !
サウスポーで、97マイル(155キロ)を投げるという、
ドラフトや全米のスカウト網にさえ引っかからなかった、
貴重な逸材である。
「ドラフト指名や高額契約なんか問題じゃない。トライアウト
から始めることに意義がある。一番低いこの場所から、
トップリーグにまで這い上がる。それが、俺の野球だ!」
という考えのもと、ここから、シバタ・イナズマの
メジャー挑戦への物語が始まります。。。
ピッチングコーチからの報告を受け、ブルー・インパルスの
超大物GM(ゼネラル・マネージャー)である、
ジェフリー・キャッシュマンが現れる。。。
この男こそ、この物語のカギを握るキーマンである。
イナズマのピッチングフォームや指の反り具合・名前を聞いて、
驚愕した彼は・・・
隣のグラウンドで打撃練習をしていた、
メジャー屈指のスラッガー:ボビー・ジャクソンとの
対決を命じた。。。
「見事、打ち取ることが出来たなら、入団の件を考えよう」と。
果たして、どのような勝負になるのか・・・?
その後、祖父の墓前で報告をしているイナズマの所へ、
キャッシュマンGMが現れ、
「お前とは契約をしない。野球を続けたいのなら、
ウィンランドへ行け」と言い残す。。。
イナズマを「アメリカ野球界に必要のない男」とまで言い切る
キャッシュマンGMは、
なぜ?・・・ウィンランド行きを命じたのか・・・
その思惑とは・・・?
また、イナズマとの繋がりはあるのだろうか・・・?
そして、半信半疑ながらも、ウィンランドへ向かった
イナズマだが・・・
待っているのは、破滅か・・・それとも・・・
ウィンランドのチーム:ブラックスを訪れたイナズマ。。。
(インディペンデント)で、年間100敗を記録するような
独立リーグの中でも最下位・・・
しかも、練習さえしない選手ばかりのチームだった。。。
あきれ果て、立ち去ろうとしたイナズマだったが・・・
自分に用意されたユニフォームの背番号がきっかけで、
入団を決意!
その背番号とイナズマを結びつけたものとは何なのか・・・?
運命の歯車が、この場所から動き始めていきます。。。
だが・・・イナズマの入団を認めない選手たちから、
一人対十人という無茶なテスト(トライアウト)要請が出され、
いざ、勝負することに・・・
意気込むイナズマだが・・・
しかし彼の肩は、ルーズショルダーという致命的な
時限爆弾を背負っていた。。。
ドクターからは、徹底した球数制限を守り、一日に30球以上
投げてはならないと常々、言われていたのだ。
そんな状況での、一人対十人の対決!
イナズマは、どのような勝算をもって、このトライアウトを
乗り越えようとするのか・・・?
ーーーーーー開幕戦スタートーーーーーー
新監督には、トム・ウルフという謎の人物!
その監督は、どんな思惑をもって、意外ともいえる
スターディングオーダーを決め、何を狙っているのか?
果たして、オープニングゲームの勝敗の行方は・・・?
他に・・・
一度、メジャーに引き抜かれた男:ケント・アイヴス
突然のアントニオ・アルバレスの解雇/ブラックスオーナー
の交代劇・・・などなど、内容盛り沢山です。
そして、エキジビジョンマッチとして・・・
インディペンデントリーグのブラックス
VS
MLB世界一のブルー・インパルスとの対戦!
この試合には、チーム:ブラックスの価値を・・・
存在を・・・そして、生き残りをかけた、
勝たなければ明日はない!という意味が込められています。。。
さらに・・・
ルーズショルダーという時限爆弾を背負っている、
イナズマの運命/ライジングボールの真実/奇跡の肩/
メジャーリーガーの誇り&執念・・・なども盛り込んだ、
読み応え満載の試合内容になっています!
勝敗の行方はどちらに・・・? 意外な結末が。。。
そして、新たに最大の大問題発生!
イナズマやチームメイトたちは、どうなるのだろうか・・・?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時は過ぎ・・・
エクスパンションチームとして、MLBに参加することになった、
アリゾナ・ブラック・ダイアモンズの誕生!!
その初代GMには、あのジェフリー・キャッシュマン。。。
記者会見で彼は、「いまだかつて、誰も見たことのないような
強いチームを・・・MLB史上最高のチームを作り上げてみせる。
来年の開幕戦でお会いしましょう」・・・と、宣言!
果たして、そのチームメンバーとは・・・?
私自身の感覚では・・・
この作品のような最終回は、感動を伴う好きな終わり方の
1つに入っています。
全4巻という少ない巻数でありながらも、
ギッシリと詰まっている濃い内容で、読み応え抜群だと
思います。
もしかしたら・・・
隠れた名作の部類に入るのではないでしょうか・・・!?
オススメしたい漫画です!
それでは、この辺で・・・
興味がありましたら、一読してみて下さいね。
では、ごきげんよう~