マンガ道の足あと

マイ・コレクションの中から、ジャンルいろいろで、マンガの紹介&情報をお届けするブログです。

漫画:2/アストロ球団

ど~も~ マーヤです。

 

” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・

今回は『アストロ球団』というタイトルの漫画です。

 

1972年から週刊少年ジャンプに連載された、

原作:遠崎 史朗/作画:中島 徳博による作品で、

一試合完全燃焼をうたっている、伝説の超絶格闘野球漫画です。

 

コミックスでは、全20巻/

ワイド版として、コミックスセレクション全12巻/

文庫版20巻が刊行されましたが、今では絶版となっています。

 

そして、長らく新たに入手するのが困難な状況が続いてましたが・・・

1999年に、太田出版から全5巻の復刻版が刊行されました。

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         ↑ これが、復刻版です!

 

この作品は・・・

 

太平洋戦争の末期、不世出の名投手といわれた沢村 栄治が、

戦死する前夜、不思議な夢を見たという。

 

その夢とは、昭和29年9月9日、身体のどこかにボール型のアザがある

9人の赤ん坊が、ひとつの運命のもとに生まれる。

そして、昭和48年9月9日に、彼ら9人の超人による新生球団を結成する

と宣言。。。

 

沢村 栄治からその夢を託された男が、その新生球団を<アストロ球団>と

命名した。打倒アメリカ大リーグを掲げ、世界最強の超人野球チーム結成を

目指しながら他の球団と戦っていく物語です。

 

ストーリー内容は・・・

 

ブラック球団編/ロッテオリオンズ編/ビクトリー球団(死の特訓・

デスマッチ・超人結集)編の構成になっています。

 

9人のアストロ超人たちが結集していく過程や様々な魔球&打法などが

乱れ飛び、野球漫画でありながら試合中に負傷退場者続出、

しかも死者まで出てしまう程のすさまじい展開。

また、野球ルール無視の場面や死んだ者を生き返らせてしまう場面も

あります。

 

そして、コミックス全20巻という長丁場でありながら、作品中では僅か

3試合しか行われていません。その異様ともいえる展開ゆえに、試合描写も

長いです。

また、その時代の実在しているプロ野球選手を物語に絡めているのも、

見所の一つです。

 

球漫画といえば・・・ましてや超人野球なら尚更、魔球や打法などが出て

くるのは必然。

 

超人的な守備を始め、3段ドロップ/殺人L字ボール/ジャコビニ流星打法/

殺人X打法/スカイラブ投法/消える打球/七色の変化球/ファントム大魔球

人間ナイアガラ/スクリュウ投法・・・などなど、その他にもこれでもか!

というくらい盛り沢山です。

 

そして、魔球や打法などを生み出す為の特訓風景もあり、一歩間違えれば死ん

でしまうような超人ならではの特訓方法が想像を絶します。

 

果たして、9人のアストロ超人たちはどのようにして結集するのか・・・?

 

そして、この物語の結末は・・・・・

 

 

また、1977年、月刊少年ジャンプに永遠の名作シリーズ第11弾として

掲載された「激突!日米超人野球の巻」という、長い間、幻の作品といわれて

いた読みきり番外編が、復刻版だけに収録されています。

 

この番外編は・・・1977年、舞台は後楽園球場。

謎の超人球団に苦戦する巨人軍。(監督は川上から長島に変わっている)

そこへ、アストロ球団の帰国。

そして、アストロワンこと ” 球一” に恨みを持つ謎の超人球団を率いている

ボスの正体とは・・・?

非常に見所の多い内容となっています。

 

これほどの荒唐無稽なシーンが圧縮されて展開する野球漫画は、後にも先にも

見たことがありません。

一試合完全燃焼を銘打っているだけあって、スポ根漫画の領域を遥かに超越

した、度肝を抜かれるような超熱血作品だと思います。

 

余談ですが・・・

 

エンゼルスで二刀流を武器に戦っている ” 大谷 翔平 ” 選手。。。。

素晴らしい活躍をしていますね。

年齢も若いし、これから先も大きな期待が膨らみます。

 

もしかしたら・・・

この平成という時代に現れた、身体のどこかにボール型のアザがある

10人目の<アストロ超人>の1人かも?・・・・・

 

 

それでは、この辺で・・・

 

少しでも参考にしてもらえれば幸いです。

興味がありましたら、一読してみて下さい。

 

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では、ごきげんよう