漫画：１４／極悪ノ華 ～北斗の拳ジャギ外伝～ ＋ リュウケン外伝

ど～も～、マーヤです。

” 漫画でも読もう ” シリーズ・・・

今回も、北斗の拳外伝シリーズをお送りします。

タイトルは『極悪ノ華　～北斗の拳ジャギ外伝～』です。

　　

 ２００９年から週刊コミックバンチに連載され、

原案：武論尊・原哲夫／マンガ：ヒロモト森一  による作品で、

コミックスでは、上・下巻の２巻セットになっています。

　　　　注意：北斗の拳本編のストーリを知っている。。。

　　　　　　　という前提で、書いています。

　　　　　　＜作品キャッチコピー＞

髑髏が転がる世紀末荒野を、全速力でブッちぎるー！

１日１善クソ喰らえ、１日１悪がソイツの殺り方！！

　　　　獲物は ” 弱者 ” と ” 良く出来た弟 ”

　　　　　そのクレイジーでイカした

　　　　極悪ヒーローの名は、ジャギ！！

北斗４兄弟の３男として登場しているジャギ。。。

北斗の拳本編では結局最後まで、素性も不明・伝承者候補に

なった理由も描かれておらず、当然、北斗宗家の血筋にも

関係がないという、謎のキャラでした。

しかし、遂にこの作品で、ジャギの生い立ちとか、

棘付の鎧をつけている由来・・・とかも含めた、

知られざる過去が明かされました。

北斗の拳本編では・・・

ケンシロウの名を騙り、残虐非道の限りを尽くして

いたあの邪道の権化のようなジャギが・・・

幼き頃は、父：リュウケンを敬愛し、その愛ゆえに

北斗神拳伝承者を目指していたというストーリー。。。

私の予想範囲としては、幼き頃は素直な少年だった・・・

まではしていたんですが、リュウケンへの愛ゆえに・・・

なんて、考えもしなかったですね。

この作品は、意外なストーリー展開という点では、北斗外伝の

中でも最も革新的な作品であると思います。

また、各話の冒頭には、仮面を被っている頃のジャギの

ミニストーリーが描かれていて、その後に本編のストーリー

という構成も面白いと思います。

第６３代北斗神拳伝承者リュウケンは、燃えさかる民家の

中から救い出した赤子を養子として引き取り、北斗の寺院で

一緒に暮らしていた。その赤子の名は、ジャギ。。。

ジャギは育ての親であるリュウケンを実の父のように慕い、

尊敬している普通の少年だった。

そんなある日、ジャギの運命に大きな変革が訪れる。。。

北斗神拳を受け継がせるために、２人の少年（ラオウとトキ）

が突然連れてこられたのだ。

候補から除外されて、ショックのジャギだったが・・・

更なる衝撃として、自分よりも幼いケンシロウの候補者参入

だった。

ラオウ・トキ・ケンシロウの３人は、北斗神拳伝承者候補

への資格があるが、いまだジャギだけは、その資格を

認められずにいた。

リュウケンは、なぜジャギに拳を学ばせなかったのか・・・

ジャギとアンナらのバイクチームとの出会い・・・

南斗十人組み手・・・

ジャギとケンシロウの稽古風景・・・

アンナを死に追いやった奴らへの復讐・・・

そして、ジャギの心が歪み、弟：ケンシロウに対する

狂気と憎しみが倍増していったのは、どういう経緯なのか？

細かいエピソードも数多く盛り込まれいて、

読み応え抜群です！

北斗４兄弟の３男という立場にいながら、他の３人の影に

埋もれてしまい、スポットライトが著しく低かったジャギを、

北斗４兄弟のうちの一人として、

強烈に印象付けたような作品だと思います。。。

　　　

また、２００７年、週間コミックバンチに一話読み切り作品

として掲載された、原案／マンガとも同じ作家陣による

『リュウケン外伝』が、一緒に収録されています。

第６３代北斗神拳伝承者：リュウケンが、次期伝承者選びに

苦悩するエピソードが描かれています。

そして、北斗の拳本編にはない、リュウケンからラオウへの

伝言？・・・もあり、

また、南斗五車星達の制服姿など、貴重な画もある

外伝になっています。。。

北斗の拳本編のエピソードとの矛盾点・・・

及び、変更？されている点がいくつか見受けられますので、

ぜひ、探して見比べてみて下さいね。。。

また、ストーリーは新鮮で最高なのですが・・・

北斗の拳本編との画風があまりにも違い過ぎている点では、

ビックリしますよ！

でも・・・それもまたある意味、面白いのかも。。。

それでは、この辺で・・・

少しでも参考にしてもらえれば、幸いです。

興味がありましたら、一読してみて下さいね。

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では、ごきげんよう～